自分という武器
ひかるです。
皆さんは大河ドラマってご覧になられますか?
私はそもそもテレビを観る習慣が無くて、当然大河ドラマとも無縁だったのですが
大好きだった藤原竜也さんがきっかけで
幕末の激動の時代を舞台に、それぞれの信念を貫く若者たちのお話。
歴史はそれほど得意じゃなかったのですが、
幼い私の心にもたくさんの感動を与えてくれた、素晴らしいドラマでした。
脚本が三谷幸喜さんだったので、話が面白く分かりやすかったです。
新選組のトップ・近藤勇と、右腕となる土方歳三の若かりし頃から
ドラマはスタートします。
身分に関係無く実力でチャレンジしていけるチャンスを得て
近藤と土方が幕府へ出向く前、
近藤の義兄が近藤にいい刀を持たせようと、はなむけのシーンがあります。
その刀は「虎徹」。
名刀と知られるその刀を見て、隣にいた土方はいくらだったのか金額を訊ねます。
そうするとありえないような破格が。
そう、義兄はニセモノを掴まされてしまったのです。
しかし、近藤は満足げにそれを受け取り、出発します。
「絶対ニセモノだ」と心配する土方に笑いかけ、近藤が一言。
「俺がこれを虎徹にする」
・・・かっこよすぎた!(笑)
何を持つかより、それを持つ自分がどうあるか。
自分という武器が最強であれば、ニセモノすらも本物にしてしまう。
その後の近藤は、無傷で戦場を突破するなど、
その言葉を有言実行するように武勇伝を残しています。
私も身にまとう物や外側の状況ではなく、
自分という武器を磨き続けていきたいと強く感じます。