常識ってそもそも何?
ひかるです。
社会に出ると、「常識」ということばをよく耳にしますよね。
「あの人は常識人だ」「非常識なことはするな」などなど。
ただ、そもそも「常識」ってなんでしょう?
私自身「常識」という単語に少なからず違和感を感じていました。
辞書で調べるとこんな感じでした。
一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力。
なるほど。
「一般」「普通」というあたりが、すごく抽象的な感じが…
常識に関することばで、大好きなことばがあります。
常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである
このことばは、アインシュタインのことばです。
辞書と違い「偏見」ということばが出てきました。
アインシュタインのことばから分かることは、
「常識=正解」ではない、ということです。
10人いれば10通りの「常識=偏見」があるように、みんな違うのが当たり前。
それが「一般」「普通」という一括りになると、
違和感を感じる人が出てくるのは当然のことなのかなと感じます。
例えばご飯の食べ方も、日本はお箸が「常識」ですが
アメリカはナイフとフォーク、インドであれば右手が「常識」。
どれも正解・不正解ではないですよね。
自分の偏見に気付くのが、「常識」を知るはじめの一歩なのかなと思います。